げっぷ
げっぷとは、胃に中に溜まった空気が食道を通して逆流し口から排出される現象です。もともと胃には普段から、ある程度の空気が溜まっていますが、食道と胃とのつなぎ目に下食道括約筋という筋肉があり、食道に空気を逆流しにくくしています。ところが、胃のなかの空気が増えて内圧が高まると、この筋肉がゆるんで、食道の方に空気が漏れ、ゲップが出ます。また、胃の機能そのものが低下することにより溜まった空気が逆流してげっぷが出ます。その他にも胃腸の疾患の症状のひとつとして「げっぷ」が現れることもあります。
「げっぷ」から考えられる病気
1.上部消化管の疾患
逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、胃下垂、慢性胃炎、胃がん、食道がん、胃・十二指腸潰瘍幽門狭窄などの食道や胃疾患です。
2.肝、胆嚢、膵臓、小腸、大腸の疾患
3.機能的疾患(胃食道逆流症,空気嚥下症)
・胸やけを伴う場合には、胃食道逆流症の可能性が考えられます。
・胃が張ったり、痛みがあったりしてゲップが出る人は、胃炎・胃潰瘍の可能性が考えられます。ヘリコバクター・ピロリによる胃潰瘍の場合、ゲップが多く出るといわれます。
・精神的ストレスなどが原因で普段空気を飲み込んでしまう『空気嚥下症』が考えられます。
・胃下垂で胃の筋肉の緊張が弱くなった人でも、ゲップが出やすくなることがあります。
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